2025年7月1日(火)~3日(木)の3日間、信州大学教育学部附属長野中学校様より3名の生徒さんを受け入れ、職場体験を実施しました。
今回の体験では、「会社/仕事を知る」「はたらくを知る」「自分を知る」と、日ごとに違う視点から“働くこと”に触れていく3日間となりました。
それぞれの時間のなかで、生徒たちは自分の問いに丁寧に向き合いながら、考えを深めたり、これまでとは異なる角度から「働く」をとらえ直していく様子が見られました。
■1日目:「会社/仕事」について知る
初日は、まず「今日の目標」を自分で立て、それを達成することを意識しながら1日をスタート。
コンサルタントの仕事体験や、思考プロセスのワークを通して、情報を整理しながら考える力を育みました。
実践を通じて、「聞く」と「やってみる」の違いを体感。最初にルールを決めて取り組んだことで、積極性も自然に引き出されていきました。
■2日目:「はたらく」について知る
2日目は、「なぜその仕事をしているのか?」を深掘りするインタビュー体験や、SWOT分析・モチベーショングラフなどのビジネスフレームワークを使って、「自分と仕事のつながり」を考えました。
スティックバルーン制作では、想いをカタチにする体験も。
生徒さん同士が自然にフィードバックし合う様子から、安心できる場づくりの大切さを、私たちも改めて感じました。
■3日目:「自分」について知る
最終日は、自分の強みや大切にしたい価値観を整理し、
自分の中にあった「問い」とあらためて向き合い、答えを導き出す時間となりました。問いが深まった人、腑に落ちる形で答えにたどりついた人、それぞれに気づきがあり、「自分らしい答えを、自分の言葉で語る」姿がとても印象的でした。
今回参加していただいた3人は、それぞれが「問いを持つ力」「気づきを自分のものにする力」に長けた方ばかり。
「会社の雰囲気がとてもよかった」「もっとやりたい!」という感想をいただけたことが、わたしたちにとっても大きな励みとなりました。
予測困難な時代だからこそ、問いを立て、思考し、自分なりの答えを導き出す力はとても大切。
そんな大事なスキルの入り口を、一緒に体験できたことに感謝しています。
3日間、本当にありがとうございました!



